英国・コッツウォルズの初夏を満喫(1)

5月英国コッツウォルズ地域のフットパスを歩くツアーに参加した。英国はフットパス発祥の地。縦横無尽に走るその距離は24万キロにも及び地球6周分にも相当する。 その中のコッツウォルズはロンドンの西200キロの処にある丘陵地帯で、面積は東京都くらい。観光名所があるわけでもない田舎のただ静かでのどかで優しい風景が続くのだが、イギリスを代表する「最も美しい田園風景」の代名詞のように言われる。 最高気温が15度前後の冷涼さながら、北海道より季節が進んでおり新緑の美しい時期に遭遇でき、初夏の風情を堪能した。

蜂蜜色のライムストーン(石灰岩)で出来た一般の民家。青々とした芝生の庭、アヒルやカエルのオブジェが可愛らしい。

宿泊した民宿B&B(Bed&Breakfast)。手前にはとうとうと清流が流れていた。

菜の花畑?と思いきや、マスタード(芥子菜)の畑。そこかしこに黄色の畑が目に眩しくその広大さに度肝を抜かれた。

チッピングソドベリー郊外のホテル。かなり歴史がありそう。

ストラウド市街ストリートにあった存在感のある郵便ポスト。向こう側にはギターを抱えたミュージシャンが歌っていた。この日は土曜日で朝市が賑やかだった。

朝市に並んでいたCHAINSAW CARVING チェーンソーで作った彫刻。おとぎの国に出てきそうなユニークさが人目を引く。

フットパス、パブリックWayの標識横を通過する。民家の塀の脇に沿ったわずか人一人通れる道幅のパス

広大な丘陵コッツウォルズの典型的な風景。手前には起こしたばかりの畑、これから何を植えるのか。

清々しい空気を胸一杯に吸いながら若葉の美しいブナ林を行く

フェインズウィックの住宅。垣根にはクレマチス(てっせん)が、そして石造りの外壁には藤の蔓が這い見事な花を咲かせていた。

フェインズウィックの教会の庭のイチイ(アイヌ語でオンコ)の樹。なぜか99本植えられているそう。

林の中群生した白い花はワイルドガーリック(ギョウジャニンニク)とのこと。イギリスではスープに少々使われるだけで、日本ほど多く食べられてはいないそう。辺り中臭いが立ち込めていて目に綺麗な花とはアンマッチ!

チェルトナムの市街を一望出来る小高い山に登る。上り下りの途中軽装で散歩がてらという雰囲気の人々、マウンテンバイクで走る親子など幾人もの人とすれ違った。

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